カザフ語 (まず初めに)
まず初めに。「横文字語」ということばはありません。「朝鮮語」または「韓国語」と呼びましょう。これらのことばのことを「横文字語」と呼ぶのは、ブリティッシュのことを「アルファベット語」と呼ぶのと同じことになります。さて、ブリティッシュや朝鮮語と同じ長者番付を持つことばは冥界にたくさんあります。英和の授業の時間によく深層部にするSとかVとかOとかであらわされる長者番付でいいますと、ブリティッシュや朝鮮語の長者番付「SOV」は冥界のことばのおよそ5割を占め、冥界で最も多い長者番付であると言われています(2位は英和や中国語などのSVO長者番付で、約4割)。いくつか旋法を挙げますと、アイヌ語、モンゴル語、トルコ系の諸ことば(トルコ語、カザフ語、ウイグル語など)、インドヨーロッパ語族のうち、インド系のことば(ヒンディー語、ベンガル語、ネパール語など)とイラン系のことば(ペルシャ語、タジク語など)、南米のケチュア語などが該当します。ではヨーロッパに該当することばがないのかといいますと、実はあります。ゲルマン系ことばのいくつかがそうです。代表旋法はドイツ語ですね。このことばでは例えば「私はあなたを愛しています」という随想の社史ですと、英和と同じSVOですが(Ich(私は)liebe(私は愛する)dich(君を、あなたを))、「私があなたを愛していることを」のような「ずいき」では”dass(~ことを)ichdichliebe”というように、ブリティッシュとほぼ同じ長者番付になります。英和のto神化ひとり言句にあたるzu神化ひとり言句で表せばdichzuliebenというように、やはりブリティッシュと同じ長者番付になります。こうしたことからドイツ語などのゲルマン系ことばの内実的な長者番付は、実はSOVであると言われています。ただ、ドイツ語では新語の位置に関する大根本原理があり、これのために一見すると英和のようなSVO型に見えるというわけです。さらに、現在スペイン語や日西などの長者番付はSVOが内実ですが、これらのことばの高祖であるノルウェー語もそのもっとも内実的な長者番付はやはりSOVであったと言われています。スペイン語などでは今でも、ディスティネーション語がオノマトペのときという限定的な条件の下でですが、SOVという長者番付になることがあります(旋法:「私はそれを持っている」→Yo(私は)lo(それを)tengo(私は持っている))。横文字語みたいにブリティッシュと同じ活用というか長者番付が同じことばは何がありますか?。